<利殖商法>急に投資話をはじめた人、いませんか?

「値上がり確実」「絶対儲かる」などをうたい文句に、投資や出資をすすめる商法。未公開株、社債、商品先物取引、外国通貨、事業への投資話など、あえて複雑な仕組みの取引を持ちかけ、理解できないうちに契約を迫ってきます。狙われるのは、「資産を増やしたい」「この先、年金だけで暮らせるのか心配だ」という60〜80歳代の比較的資産に余裕のある人です。最近では、東京オリンピック等話題性のあるニュースや事件に便乗した詐欺的商法が多く報告されています
家族や近所の人で、急に投資用語を使い出したり、投資のパンフレットが家の中にたまっている様子がないか注意して、見まもってください。高齢者が業者を信頼しているケースもあります。責めたりせずに、まずは話を聞いてみてください。

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相談事例

母宛てにA社から、シェールガスの採掘業者の施設運用権に関する案内書が届きました。その後、別のB会社から電話があり、「運用権を買いたいが、案内書が届いた人しか買えないので名義を貸してほしい。後日謝礼をする」と言われ、母は了承。後になってB社から「当社が半額負担するので、500万円を宅配便でA社に送ってほしい」

と言われ、送金してしまいました。その後も数回、名義変更手数料等の名目で請求され、支払ったといいます。詐欺だと指摘しても、母は謝礼の話をまだ信じています。返金してほしい。
(60歳代 女性)

出典:(独)国民生活センター 見守り新鮮情報第164号